恋にうつつのCrazy

2014年が始まって早々は、今年なんて早く終わっちまえ！って思っていたよ。
時間を早送りして、その先に何かいいことが起きるなんて思えなくて。
いっそ、早送りしてテープエンドまで行ってしまえばいいのにって思ってた。

あけおめで、ステージ上の神ちゃんの姿を観た後、この光景がまた観たいけれどもしかしたらもう観られないかもしれないって、結構思いつめた。
あけおめが終わった後の日常は、のろのろとしか進まない灰色の景色が続いている感覚だった。
とにかく早送りしたかった。

でも、2014年2月5日に、世界はくるんと回った。
急に色付いて、きらきらとして、希望に満ちた。

そこからの2ヶ月半はめまぐるしくて、本当にめまぐるしくて、早送りしたように日々が過ぎていった。
希望しか先に見えない幸せな2ヶ月半、しっかりとひとつずつ大切に丁寧に、置いて行かれないように必死で。

神ちゃんがデビューする事が発表された後に「今は希望しかありません」って言ってたの。
続く道は、必ずしも歩きやすく平坦な舗装された道だけではない。
こっちは、そんなことアタリマエに、すべてわかってしまっている。
でも神ちゃんは、きらきらと輝く眩しい未来しかないって、言うんだよ。
じゃあ、この先の道をきらきらの希望で満たすしかないじゃない。

これから続く毎日が、早送りしたいなんて思わない、そんな素敵な時間になりますように。
これから、見たことのない景色を、てっぺんの景色を、そこまでの道を、早送りしないで大切に少しずつ、歩んでいきましょう。

おめでとう。ありがとう。だいすき。
ずっとずっと相思相愛でいたいな。